浙江省寧波慈渓の概要

慈渓 イメージ

慈渓市は、浙江省第二の経済都市寧波市の二級市(県級市)です。総面積1154平方キロ、人口は121.4万人と、人口は滋賀県並の規模を有しています。寧波市(5区3市3県)の中では、西北に位置し、北は杭州湾、南西は余姚市、東は寧波市内区に接している、交通の要所といえます。

交通アクセスは、幹線道路として329国道がはしっており、杭州には1時間半、上海には3時間半の距離となっており、2008年には杭州湾大橋が竣工すると、上海へのアクセスが1時間半と格段に良くなります。また、空港へのアクセスは上海浦東空港に3.5時間、杭州蕭山空港には 115キロ、寧波櫟社空港までは60キロ、港については、寧波北侖港まで車で約1時間となっています。慈渓市は、民営企業の発達した土地柄として有名で、市全体で2.5万以上の企業が工商登記され、さらに未登記の工業商業企業が5万ともいわれています。

慈渓市内において販売額500万人民元以上の規模をもつ企業数は494、市全体(2803)の17.6%を占め、市区(749)に続くものとなっていいます。494企業の所有主体別内訳は、私営企業188、集体企業143、外資系企業(香港・台湾含む)85、国有10となっており、ここでも民営企業が発達していることも窺えます。また所有主体別生産額で比較しても、集体企業(67億9千万、シェア36.6%)、私営企業(46億9千万、同25.3%)外資系企業(香港・台湾含む29億4 千万、同15.9%)国有(4億2千万、同2.2%)と集体、私営企業で6割を越えています。

気候

亜熱帯モンスーン気候に属し、夏季は高温・多雨、冬季は低温・多湿です。年間平均気温は16.3℃と温暖で、季節風の影響を受けるので四季がはっきりしています。日本の生活と比べても生活環境は落ち着いて快適であるといえます。

産業

陶磁器

慈渓の陶磁器

陶磁器の最高峰に位置付けられている青磁のアンティークが有名で世界各国に輸出されています。また陶磁器に限らず、その他のアンティーク品が特に西洋で高い評価を受けています。

大明嘉靖年製
大明嘉靖年製

取扱会社の社内風景
取扱会社の社内風景

取扱商品の一例
取扱商品の一例

家電製品

慈渓の家電製品

家電産業が盛んな日本においても中国製家電製品を購入する家庭が増えています。それは安価であるという理由だけではなく、製品としての完成度が高いからにほかなりません。製品がよいから流通し、流通するから大量生産できます。そして、大量生産により価格が下がるという良い流れにのっています。特に慈渓で注目されている家電製品は生活に欠かすことが出来ないものが中心です。これらの家電製品を製造している企業とも強力なコネクションがありますので、日本へ独占的に製造・輸出・販売も可能です。

取扱商品の一例取扱商品の一例

歴史・文化

慈渓は中国の歴史文化の町としても知られています。寧波市の周辺は中華民族文明の発祥地の一つであり、七千年の歴史を持っています。「余姚河姆渡遺跡」は長江流域母系氏族の繁栄時期の代表であるということも証明されています。